ブランドロゴの同質化とサンセリフ化

ここ数年で「セリーヌ(CELINE)」や「バーバリー(BURBERRY)」など多くのハイブランドが次々に、サンセリフ体(ゴシック体)にリニューアルされています。
フォントには「ひげ」と呼ばれる飾りのついたセリフ体(明朝体)と、
飾りが付いていないサンセリフ体(ゴシック体)の2種類に大きく分類されます。
旧ロゴになじみのある世代としては、少し寂しい気持ちと共に、なぜどのブランドも同じ様な書体になってしまっているのだろうかと調べてみた所、その理由の一つがオンラインへの対応。
白背景にゴシック体のロゴは簡潔で読みやすくどの媒体にも対応出来る。
確かにバーバリーはひげが多様され、ロンドンらしく、セリーヌはフランス語の特殊文字アクサン・テギュが付いていてパリらしい。
個性があってとても良いのですが、全世界で同じ様に標記するのは難しいかもしれません。
今や小さいスマホ画面で情報を仕入れ、気軽に買い物をする時代、
より見やすくどの媒体でも同じイメージで標記出来ると言った理由も大きく関係している様です。
CELINE
BURBERRY
さらに、変化は注目を集めます。
このロゴのリニューアルについてなぜ!?どうして!?と語り合った方も多いはず。
私達の周辺でも、まんまと、この作戦にはまってしまい、
このロゴはバーバリーらしくない!と、何度語った事でしょう。
挙句この様に記事にまでしてしまっている訳です。
まとめ
変化の多いこの時代、古き良き時代からの変化に縛られる事なく、
自由に柔軟に新しい発想を受け入れられる事が必要になって来るのでしょう。
時代と共変わりゆく変化を潔く受け入れられる人でありたいものです。